2011年2月の新聞記事です。どんなになるか心配しています。
***************************** 京都市東山区の観光スポット周辺の石畳の道路が車の通行で損傷が激しいため、市は新年度から石畳の全面取り換え工事を始める。新しく舗装し直し、京都らしい風情のある景観の復活を目指す。 市は1995年ごろから電柱の地中化工事に合わせ、東山区の観光名所の周辺道路を石畳にした。しかし、耐久性が不十分なため、車の重みに耐えられずに石畳が割れたり、位置がずれるなど損傷が目立っていた。 市は損傷部分をアスファルトで補修してきたが、白を基調とした石畳の中に黒いアスファルトが点在し、「景観を損ねている」と地元住民からも苦情が出ていた。 このため全面改修する。舗装をいったんすべて撤去し、緩衝材を入れて補強する。新年度一般会計当初予算案に8500万円を盛り込み、特に傷みが激しく、景観上重要な法観寺の八坂の塔を仰ぐ八坂通(延長140メートル、幅3・5メートル)と、お茶屋が立ち並ぶ新橋通(延長35メートル、幅10メートル)を新しい舗装にする。 市によると、新年度に取り換える部分は対象の4分の1程度で、2012年度以降も順次改修を進める。 八坂通を観光していた飲食店経営山口依里子さん(56)=神戸市北区=は「石畳がきれいになれば、気分良く京都観光を楽しめると思う」と話していた。 2011年02月18日 09時33分(C)京都新聞
キーぼうさん、書き込みありがとうございます。
記事になっている「八坂通」は、特にタクシーが頻繁に行き来していますね。あのあたりに入ってくるタクシーは観光というよりも料亭あたりの利用客でしょうか、車の進入を禁止するのも難しいですね。 なるほど、石畳の下に緩衝材ですか。アスファルトの部分は破損部分なのですね。他の地域でインフラ工事の為に、せっかくに石畳やブロック舗装があちこち剥がされ、無残な姿になっているのをよく目にしますが、本当、石畳にするなら下をまず共同溝にするべきだと思います。 産寧坂、二年坂も電柱地中化されましたから、八坂通ほどの有名地であれば石畳が復活するでしょうね。 あとは、どんな石畳になるかですが。京都市電に敷設されていた敷石の再利用である、現在の味のある石畳ではなく、キレイにカットされた工業的な石畳だと、ちょっと残念な気がします。 |
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