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浅利

あさり

旧山陰道沿いに発展した製陶集落

島根県江津市浅利町

 



浅利は江津市の中心部から大田方面や約6kmほどの場所にある小さな街村です。南には浅利富士と呼ばれる室上山があり、JR浅利駅付近が町の中心地で、日本海に臨む砂丘地帯の上を東西に走る旧山陰道筋に沿って家並みが形成されています。
地名は中世以前より、その韻が示す「アサリ」に見られる海産物の漁場であった事に 由来するといいますが、近世以降はこの地域の砂丘地帯でとれる良質な硅砂と、丘陵地帯から産出される良質の粘土層に恵まれ、石州瓦を初めとして民芸陶器の生産地として発展した集落でした。今もなお、製陶関連の工場や民芸窯のアトリエなどが町並みの後背地に点在していました。








かつては今より家並みが連続して活気がある町だったのでしょう

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