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玉川
たまがわ

 大阪の玄関口のすぐ側に残る戦前の古い町並み
 大阪府大阪市福島区玉川4丁目
町家・土蔵  なし  JR大阪環状線・野田駅
 
 
大阪の玄関口である大阪駅からビル街を抜けて南西へ約2kmほど下ると、戦災をまぬがれ戦前の古い町並みが残る玉川地区があります。玉川という地名は明治33年に生まれた新しい地名で、最初のころは西野田玉川と呼ばれていました。
江戸時代は淀川河口に位置する三角州で大阪城下の近郊農村だった野田村の一部でした。
玉川は阪神高速道路のすぐ脇、恵美須神社周辺に古い伝統的な商家建築が点在していますが、玉川4丁目の弘法寺界隈に、旧家の重厚な邸宅や土蔵が建ち並ぶ一画が残されています。