一路一会古い町並みと集落・東海>三重>横野
  横野
よこの
 伊勢本街道と和歌山街道の追分け宿
 三重県飯南郡飯南町大字柿野字横野 【三重県松阪市飯南町横野】2005年合併

 構成:商家・町家土蔵 ■ 駐車場:なし
 
 
飯南郡飯南町には2つの大きな追分け宿がありました。現在町役場が置かれている粥見は和歌山街道と和歌山別街道の追分けで、その北に位置する横野は奈良県榛原から伊勢へ通じる伊勢本街道と和歌山街道が合流する場所として発展し、「追分」とも称されていました。本陣や伝馬所が置かれた記録はありませんが、多くの茶屋や旅籠屋が建ち並び賑わったといいます。
現在も伊勢本街道にあたる国道368号線と和歌山街道にあたる国道166号線が合流して、交通量があり伝統的な家並みはほとんど失われている様でありましたが、かつての横野宿の外れの一画に、古い町並みが残されていました。
国道から1段上がった旧道に沿って家並みが残されている為に、排気ガスや震動による損傷を免れ、かつ町並みを守る住民の意識によって守られた町並みのようです。
近年大規模な修繕が行われたであろう、綺麗な町並みからもそれが伺えます。
横野という地名は、家並みが街道に沿って長く横に連なる事に由来するといいます。
この周辺に見られる柿野という地名は、明治に深野、横野、上仁柿、下仁柿の4村が合併して誕生した村名を継承した大字から来ています。