長良川の北側に広がる、長良地区は長良川鵜召の拠点であり、北美濃街道沿いに街道町の町並みが残っています。古くは長良三郷、長良荘と呼ばれ対岸の岐阜町とは長良川の渡しがありましたが、現在は長良大橋で結ばれています。
国道256号線に併走する旧街道筋は、百々ヶ峰東麓の岩崎までの約3.5kmほど続きます。伝統的な建物はわずかに点在する程度ですが、緩やかなカーブが連続することで家並みに視覚的な連続感が生まれ、古い街道筋の面影を引き出しています。
最も商家建築が多く残るのが、長良大橋に近い通称長良北町付近です。
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