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  高松
たかまつ
 能登・加賀国境にまたがる能登街道の宿場町
 石川県河北郡高松町高松(中町・南町・北新町)【石川県かほく市高松町高松】2004年合併

 構成:町家・用水路 ■ 駐車場:なし
 
 
日本海に面した能登半島西岸基部に高松という町があります。高松町の中心はJR七尾線の高松駅と国道159号線周辺に集まっていますが、駅から海岸線に向けてまっすぐに伸びる伊丹通りは、海岸の手前で七尾街道の旧道に突き当たります。
通称高松中町。上下1車線の道の中央に用水路と桜並木が残り、その両側に伝統的な家並みが続いています。

高松は能登街道の宿場町で、北国街道津幡宿から分かれて最初の宿場町でした。中町の前後には南町・北新町があり、比較的規模の大きな宿場であった事が伺えます。
また、古くは加賀・能登両国にまたがった町で、現在の町域のほぼ中央がその国境だったといいます。ただし、古くから内灘砂丘上にある集落で、砂丘の浸食により幾度も転村を余儀なくされており、時代ごとの集落は現在の位置とは必ずしも同じではないようです。

町の北側、現在は押水町にある大海川河口の左岸には、古くから魚介類を鶴来の白比め神社(※めは口に羊)に献上し、藩政期には加賀七浦の一つとして栄えた高松浦がありました。現在は完全に遺構すら残されていませんが、大海川の北を流れる前田川の左岸地域には、藩政期にこの地域を治めた加賀藩十村(庄屋)の喜多家が往時のまま残されていました。