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  銀山温泉
ぎんざんおんせん
 おしんの舞台になった木造四階建旅館群の温泉街
 山形県尾花沢市銀山新畑
 構成:木造多層旅館群 ■ 駐車場:なし(宿泊者のみ有)
 
 
NHKのドラマ「おしん」の舞台にもなった木造四階建旅館が連なる温泉街として知られ、山形における歴史的建造物の街並みの聖地とも言える「銀山温泉」。
銀山温泉は名前の通り銀山の鉱夫によって発見されたのが始まりです。
慶長年間(1596〜1615)野辺沢に銀山が発見され、元禄2年(1689)に閉山。
尾花沢は幕府直轄地となり銀山には陣屋が置かれます。のちに陣屋は尾花沢に移され以後この地域は出羽国における幕府領の支配拠点となります。

大正2年の増水で温泉街は壊滅、そして同時期に復興された為に木造三階〜四階の統一感のある街並みが形成されました。
車は温泉街の入口までしか入ることができません。湯治場でもあり観光客は少なく、 銀山川の両岸にそびえる多層木造旅館群、人がすれ違える程度の細い石畳を浴衣と下駄であるく、川沿いには足湯もあり日没後の銀山温泉はまさに旅の醍醐味です。

季節を替え4回ほど訪れているいますがまだ一度も宿泊したことがありません。
いつかは・・・と思ってますが、その時はとうぜん「能登屋旅館」。